仲介手数料無料・半額は要注意

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『仲介手数料無料・半額』の不動産業者こそ気をつけろ!!

 

公式HPや折込チラシなどで

 

「仲介手数料が半額・無料」

 

などと宣伝している不動産業者を見かけることが多くなりました。

 

半額なら・・・無料なら・・・と直ぐに飛びつてしまいそうですが、

 

実はこういう不動産業者の方が気をつける必要があるのです。

 

 

 

『仲介手数料無料・半額』と宣伝している不動産業者のカラクリ

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このような『仲介手数料無料・半額』の不動産業者にはカラクリがあります。

 

非常に危ないカラクリがあるのです。

 

 

しかしこのカラクリは少しわかりにくい仕組みになっています。

 

ここではそのカラクリをわかりやすく説明してきいきます。

 

最悪の場合は、なんと!お客様が一番損をするというひどい結果になります。

 

そんな恐ろしいカラクリが『仲介手数料無料・半額』の不動産業者にはあるのです。

 

 

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カラクリ その1 『無料と半額の違い』

 

一般的な不動産業者(手数料満額請求)が3,000万円の住宅を買ってもらった場合、

 

「両手」取引ならば、不動産業者に入る仲介手数料は約200万円となります。

 

「片手」取引ならば、約100万円となります。

 

しかし、仲介手数料が 完全無料 の不動産業者が同じく3,000万円の住宅を

 

買ってもらった場合は、不動産業者に入る仲介手数料は「片手」物件ならば0円 

 

「両手」物件なら約100万円となります。

 

これでは、不動産業者は「片手」物件の場合はタダ働きとなってしまいます。

 

 

■物件価格:3,000万円の場合

●般的な満額請求の業者  

「両手」物件:報酬200万円

「片手」物件:報酬100万円

 

●仲介手数料無料の業者   

「両手」物件:報酬100万円

「片手」物件:報酬  0万円

 

 

これでは、『仲介手数料無料・半額』の不動産業者は完全に慈善事業になってしまいます。

 

「片手」物件の場合は報酬が「0」となってしまいます。

 

ですから、仲介手数料完全無料」の不動産業者は実在しません。

 

そこで、「両手」物件は無料。「片手」物件は半額と決めたのです。

 

ですから、『仲介手数料無料・半額』の不動産業者はあっても、

 

『仲介手数料完全無料』の不動産業者はないのです。

 

「両手」「片手」の説明はこちらをご覧下さい。

 

 

 

 

カラクリ その2 『片手物件隠し』

 

物件価格が3,000万円の住宅があります。

 

「仲介手数料無料・半額」の不動産業者が売った場合は、

 

「両手」物件ならば売主から満額の100万円、買主のお客様からは無料なので

 

合わせて100万円になります。

 

「片手」物件ならば売主からもらえないので0円、

 

買主のお客様からは半額なので50万円となり、合わせて50円になります。

 

では、不動産業者としては同じ3,000万円の物件の場合、「両手」物件、「片手」物件の

 

どちらをお客様に買ってもらいたいでしょうか?

 

どちらを積極的に紹介・案内するでしょう?

 

もちろん、「両手」物件です。

 

同じ一回の契約で、報酬が50万円と100万円です。

 

考えることはありません。

 

「両手」物件を強く進めるでしょう。

 

購入意識の高いお客様ならば「片手」物件を見せたくないでしょう。

 

「両手」物件ばかり案内するでしょう。

 

 

 

「仲介手数料無料・半額」の業者は、このような【片手物件隠し】をよく行います。

 

不動産業者側からすれば当たり前の事なのですが、

 

お客様側からすれば、選択幅が狭くなったことになります。
 
お客様からすればメリットはないのです。
 
不利になるのです。

 

 

 

得てして「片手」物件の方がお客様とって魅力的な物件が多いものです。

 

「仲介手数料無料・半額」と親切そうに宣伝しておいて、

 

実際の行動は「片手」物件を隠すような自分勝手な営業手法をとるのです。

 

 

 

 

カラクリ その3 『価格変更』・・・・恐ろしい!!

 

「仲介手数料無料・半額」の不動産業者が、3,000万円の住宅の取引を行った場合、

 

「両手」物件ならば、不動産業者に入る報酬は約100万円です。

 

仮に、『仲介手数料無料』とせずに、一般の不動産業者と同じように満額請求した場合は、

 

約200万円もの報酬を得ることができるのです。

 

しかし客寄せのため『仲介手数料無料』と大々的にうたっている以上は、

 

もちろん無料にしないといけません。

 

「看板に偽りあり」になってしまいます。

 

そうなると報酬は通常の満額請求の半額の100万となってしますのです。

 

倍半分も違うのです。

 

1/2になってしまうのです。

 

ここで不動産業者は考えるのです。

 

 

「『仲介手数料無料』でたくさんお客を集めたい。なおかつたくさん儲けたい。」

 

 

『仲介手数料無料・半額』にすると通常の満額請求の場合よりも

 

半分の報酬しか入ってこないためかなり経営は苦しくなるでしょう。

 

今までの倍の数の契約を取らないといけないのです。

 

「仲介手数料無料・半額」で以前よりも多くのお客様を呼ぶことはできるでしょうが、

 

以前の倍の契約を取ることは至難の業です。

 

そこでこのように考える良からぬ不動産業者もいるのです。

 

 

 

 

物件価格を上げちゃおう!!!

 

 

 

 

 

(これはかなりダーティーなケースですが実際に実在します。)

 

『仲介手数料無料』と謳っている不動産業者が

 

「両手」物件の3,000万円の住宅をAさんに買ってもらいました。

 

もちろん『仲介手数料無料』ですからAさんからは、仲介手数料は一銭ももらえません。

 

しかし「両手」物件なので、その住宅の持ち主(売主)のBさんからは仲介手数料100万円をもらいます。

 

これでは満額請求に比べて半分の報酬しかないためどうにかしようと思います。

 

そして悪巧みを企てるのです。

 

 

こんな悪巧みです。

 

住宅の価格をBさんの希望売却価格3,000万円から3,150万円に値上げします。

 

勝手に物件価格を上げてAさんと交渉します。

 

Aさんには3,000万円ではなく、3,150万円で買ってもらいます。

 

Aさんが納得して『仲介手数料無料』でその3,150万円の住宅を買います。

 

(もちろんAさんは元々物件価格が3,000万円だったとは知りません。)

 

両手物件なのでBさんから約108万円の仲介手数料をもらいます。

 

しかしBさんの希望売却価格よりも150万円も高く売れました。

 

Bさんはもちろん喜ぶはずです。

 

150万円は大きな金額です。

 

しかし、その悪徳不動産業者は150万円のうち、100万円を成功報酬として受け取ります。

 

残った50万円を住宅の持ち主(売主)Bさんに渡します。

 

Bさんとしては50万円も高く売ってくれたので喜びます。

 

 

 

この悪徳不動産業者の悪巧みにより、結果はこうなりました。

■ 不動産業者 

 

Bさんからの仲介手数料108万円 + 成功報酬100万円 = 208万円

 

本来の取引きよりも108万円up!!

 

 

 

 

 

■ 住宅の持ち主(売主)Bさん 

 

支払った仲介手数料 −108万円 

 

売買価格3,150万円 − 成功報酬100万円 = 3,050万円

 

本来の取引よりも42万円up!!

 

 

 

 

■住宅の購入者Aさん

 

住宅購入価格 3,150万円

 

仲介手数料 無料

 

本来よりも150万円も高く購入!!

 

 

 

 

 

この取引では悪徳不動産業者は『仲介手数料無料』ながら、

 

満額請求と等しい約200万円もの高額な報酬を得ています。

 

なおかつ、住宅の持ち主Bさんも得をしたことになっています。

 

住宅の持ち主Bさんと悪徳不動産業者の間では、

 

うまく話がまとまるでしょうが、

 

買主のAさんはそなるのでしょうか?

 

 

 

Aさんは『仲介手数料無料』だったので、お得に買えたと思うでしょう・・・

 

しかし残念ながらそうではありません。

 

実は一番損をしているのです。

 

 

本来の住宅の値段は3,000万円です。しかし実際に買った金額は3,150万円です。

 

Aさんは150万円も損をしています。

 

もちろんAさんはこのカラクリを知るすべはありません。

 

実は一番損をしているのに、

 

『仲介手数料無料』で買えたと喜んでいるのです。

 

 

 

 

お分かりいただけたでしょうか? 

 

恐ろしい! 怖い! カラクリを!

 

 

 

 

まとめ 【手数料無料・半額の恐ろしいカラクリ】

 

「両手」物件は手数料無料。「片手」物件は手数料半額。

 

「仲介手数料無料・半額」の業者は「片手物件隠し」を行うケースがある。

 

『仲介手数料無料・半額』業者の「両手」物件は価格の上乗せするケースがある。

 

 

 
※もちろん全ての不動産業者が、このような上乗せしているわけではありません。

 

 

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2017.7.22 投稿

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