外壁の種類とメリット・デメリット

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家は見た目が一番??  外壁材で家のイメージが決まります!!

外壁の種類と特徴

新築住宅の【外壁材】の種類とメリット・デメリット

住宅の外壁と一口に言っても様々種類があります。デザインや色の違いはもちろんですが、機能や耐久性、構造などもそれぞれです。最近は「セルフクリーニング機能」という汚れがつきにくく、例え付いても雨が洗い流してくれるうれしい機能が注目を浴びています。外観デザインは家づくりの重要なポイントになります。内装や構造は外からはわかりませんが、外観は一目瞭然です。人は皆その外観デザインから「高級」だとか、「オシャレ」だとか、「お金持ち」だとか、「センスがいい」などと、その住宅のイメージを決めてしまうのです。外観デザインはすなわちその住宅の顔なのです。また、最近は見た目もさる事ながら、メンテナンスの面も非常に重要視されています。「メンテナンスフリー」や「再塗装不要」、「セルフクリーニング」といった言葉をよく耳にします。

 

 

ここでは戸建住宅で主要な外壁7種類をご紹介します。

 

 


サイディングボード

最も一般的な外壁材です。デザインやカラーも豊富で選択肢の幅が非常に広い外壁材です。窯業系サイディング、金属系サイディング、セラミック系サイディング、樹脂系サイディング、木質系サイディングなどサイディングにも様々な種類があります。サイディングボード自体の耐久性は約40年くらいと言われていますが、実質的には10年〜15年周期での塗装が必要となります。

サイディングボードのメリット・デメリット

メリット デメリット
多種多様なデザインがある

コーキングが傷みやすい
補修がしづらい

 

サイディングボード外壁のトラブル

・目地のコーキングの劣化
・サイディングホードの太陽光による色あせ、変色
・サイディングボードの塗装面から白い粉が噴き出る(チョーキング)
・サイディングボード反り、ひわり、変形
・塗装皮膜劣化から起こる浸水トラブル
 (変形、ひび割れ、腐食、内部爆発)

 

メンテナンス周期

コーキング部分の補修や再塗装は約10年サイクでと言われています。
しかし、品質が差異が大きいので、ケースバイケースとも言えるでしょう。

 

安いサイディングボードには要注意

サイディングボードはたくさんの建材業者が発売していて、種類も豊富なので選ぶ楽しみがあります。しかし、非常に安いものから、驚くほど高価なものまで有り、その品質はピンキリです。特に安いサイディングボードは注意が必要です。安物は塗装の質が非常に悪く、施工後数年で色あせ等のトラブルを起こします。 

張替えも要注意 廃盤の可能性も・・・

また、サイディングボードは基本的に重ね貼りをします。傷が入ったり、色あせたりして一枚だけ張り替えたい場合でも、周辺の数枚を剥がさなければなりません。一枚だけ貼りかえるには高度な技術が必要です。さらにサイディングボードは張り替えたい商品が廃盤になっているケースがよくあります。デザインやカラーが豊富で選ぶ際は良いのですが、変わったデザインや奇抜なカラーを選ぶ時には、数年後には廃盤になっていると覚悟しておいたほうが良いでしょう。その場合は異なるデザインのサイディングボードで対処するしかありません。

 

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モルタル外壁

モルタルとは水とセメントと砂を混ぜ合わせてたものです。モルタル外壁は、網状の金物などの上からモルタルを塗って、その上から塗装して仕上げる外壁です。サイディングが普及する前までは、日本の木造住宅の多くがこのモルタル外壁でした。新築時の見た目はすごくきれいですが、その後のメンテナンスを怠ると、非常に汚く見えますし、劣化も早いです。表面の塗装が非常に重要で、塗装が剥がれたりひび割れを起こして、水が内部に入ると
モルタルがボロボロになります。

モルタル外壁のメリットデメリット

メリット デメリット

・左官作業で様々なデザインが可能
・アール壁も可能
・漆喰や珪藻土などの天然素材を使える
・補修、修繕が容易
・サイディングのような繋ぎ目がない

・防水機能が乏しい
・工程が複雑でコストが高い
・ひび割れ等の劣化が起こりやすい
・汚れが目立つ
・白華現象が起こる可能性がある
・職人によって施工精度にばらつきがある

 

モルタル壁で起こるトラブル

モルタルのひび割れ、欠け
腐食して落下する 剥落
太陽光による塗装面の色あせ、変色
カビ、苔の発生

 

メンテナンス時期

一般的には10年で再塗装と言われていますが、汚れが目立つ外壁なので、
もう少し短いサイクルで再塗装したほうが良いでしょう。

 

 


ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼鈑は、鉄板表面に、アルミニウム、亜鉛、シリコンから成る、アルミ亜鉛めっき鋼板です。(裏側はメッキされてません)ガルバリウム鋼板のような亜鉛メッキ鋼板は、表面のメッキが傷ついても、鋼板の中に含まれる亜鉛が、鉄より先に溶けて、鉄を錆から防止しようとします。これを犠牲防食作用と言います。また、亜鉛が錆びることによって、亜鉛の被膜が鉄の表面を保護する役割をして、錆から材料自体を守ろうとする働きがあります。このことから、ガルバリウム鋼板は、錆びにくい材料と言われています非常に耐候性、耐久性に優れた外壁材です。

ガルバリウム鋼鈑のメリット・デメリット

メリット デメリット

・断熱性が高い
・耐震性が高い
・耐凍害性が高い
・熱反射性が高い
・コストパフォーマンスが良い

・傷がつきやすい
・表面の材質が薄い
・サビが発生しやすい
・酸性雨、塩害被害を受けやすい
・電食を起こす

メリットとしては、耐久性が高く、錆びにくく長持ちします。また、熱反射性が高いので、室内温度が太陽光の影響を受けにくく、特に夏場はほかの外壁材に比べてが涼しい。耐熱性、耐火性もあります。

 

ガルバリウム鋼鈑で起こるトラブル

・傷による錆び
 ※少しくらいメッキ部分が傷ついても亜鉛が先に錆びて傷を覆います。
 ただし、鉄板部まで傷つくと鉄板も錆びて穴が空くことがあるので要注意!!
・太陽光による色あせ、変色
・異金属同士が触れると電食を起こす可能性がある
・コーキング部分の劣化

 

メンテナス周期

再塗装のメンテナンス時期は一般的に10年〜15年周期と言われています。
通常のサイディングの再塗装サイクルが10年と言われていますので、1.5倍長いことになります。
しかし、他でも述べていますがコーキング部分はまた別の問題です。
ガルバニュウム鋼板自体の耐久度は、深い傷等がなければ、
塩害地域で約20年、それ以外の地域では約30年の耐久性と言われています。

 

ガルバニューム鋼板が人気なのは日本だけ???

ガルバリウム鋼板は元々アメリカで生まれたのです。そのアメリカの住宅の外壁サイディングの市場ではガルバリウム鋼板よりアルミサイディングのほうが圧倒的にシェアが広く、世界中の先進国の中では日本が一番ガルバニュウム鋼板の普及率が高くなています。なぜ日本だけ、アルミよりガルバリウム鋼板のほうが普及しているのかというと、理由のひとつは、建築基準法における、耐火基準という法令が大きな要因です。『鉄』は耐火基準に認可されているので、新築住宅ではガルバリウム鋼板サイディングを外壁に使うケースが多いのです。アルミサイディングでは新築時の建築機基準法の建築許可が下りにくいのです。ですからアルミサイディングは許可申請等行わない(本来は必要)リフォームで使用されるケースが多いのです。

 

地震の揺れに強いガルバニューム鋼板

ガルバニューム鋼板は非常に軽量のため、建物の構造にかかる荷重が少なく、地震の揺れによる振幅を抑えてくれる効果があります。更には、建物の歪みや変形に対してもとても柔軟で、ひび割れや脱落が起こりにくい外壁材です。軽量という利点は施工時の作業効率も良いので、工期の短縮も期待できます。

 

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磁器タイル

磁器タイルを張り付けた外壁です。外壁材に利用される磁気タイルの原料は、粘土、陶器、ろう石、桂石、長石などです。磁器質タイルは約1300℃の高温で焼き固めることで、分子が緊密に結合するため吸水率が1%未満と低く、雨などの水もほとんど浸透しません。石などの自然素材を高温で焼き固めて作られた磁気タイルは、擦りキズ、掻きキズが極めてつきにくく、抜群の硬度を誇ります。釘等の金属で引っ掻いた程度では、ほとんどキズがつくことはありません。

磁器タイルのメリット・デメリット

メリット デメリット

・傷がつきにくい
・高級感や質感がある
・塗り替えやシーリングの打ち替えなどが無い

 

・職人によって施工精度にばらつきがある
・コストが高い
・他の外壁材に比べて重い

磁気タイル外壁のハウスメーカー
・パナホーム
・セキスイハイム

 

磁器タイルでよく起トラブル

・外力による割れ、欠け
・接着剤や目地部分の劣化
 (基本的に少ない)

 

メンテナンス時期

フリーメンテナス、修繕の必要はほぼ無いと言っていいでしょう。メンテナスと言っても目地の補修や一部欠けたり破損したタイルの張り替えのみです。または、定期的に高圧洗浄をかければ綺麗に保てます。その代わりほかの外壁に比べ、施工費、初期コストが高価になります。磁器タイルは親水性があるタイルが多いので、太陽光等によって色あせや、変色しないため塗装等する必要が全くありません。ほぼフリーメンテナンスと言えるでしょう。

※パナホームの磁器タイル「キラテック」外壁人気No.1

 

タイルは高耐久だが、問題はやはり「目地」???

磁器タイル自体は、半永久的な耐久性、耐候性があります。しかし問題はそのタイルを貼り付ける接着剤と目地の耐久性でしょう。目地が劣化し、接着材が剥がれ出すとタイルは剥離をおこし、落下します。こうなると他人に危害や損害を与える可能性があり、大きな問題となります。そういう意味では接着剤、目地材の性能や品質の確認も必要です。また、タイル貼りは建築現場での職人による手仕事となります。その職人の技量に品質が大きく左右されます。また、屋外でのタイル張り作業となりますので、天候や気象状況にも気をつけましょう。

 

タイルは重たい 重たい家は地震に弱い???

磁器タイルはほかの外壁材に比べて、非常に重たい素材です。この重たい磁器タイルを外壁に使うためには、家の構造をしっかりとした物にしなければなりません。通常は木造住宅にはタイルは貼りません。軽量鉄骨、重量鉄骨、ALC造、コンクリート造の建物でなければタイル外壁の重量に十分に耐えられないと言っていいでしょう。こうなると家の構造自体に大きなコストがかかります。木造住宅でもタイル張りのような家を見かけます。あれはタイル調のサイディングや外壁材です。また、外壁にタイルを使うと家自体が非常に重たくなります。重たければ重たいほど地震のときにはよく揺れます。ですから鉄骨住宅のハウスメーカーでは耐震構造や制振デバイス等の地震対策がとられています。これらもまたコストアップの要因です。

 

「乾式」と「湿式」

磁器タイルの外壁材には乾式と湿式の2つの種類があります。湿式は従来から用いられるセメント等で貼り付け、目地を練った目地材で埋めていく施工方法です。これは手間も時間もかかり、更には熟練した職人の技量が必要となってきます。また、重量が重たいというデメリットもあります。対して乾式は、強力な接着溶剤や専用の留め金具などを利用して貼り付けます。最近ではこれらの技術が急速に進化して、タイルの浮きや脱落ということがほとんどなくなりました。施工方法も簡単なので、熟練した職人の技も必要ではなくなりました。乾式のタイル貼りの作業を見ていると、パチパチと簡単にはめ込んで行くので、日曜大工や子供の工作のように見えます。それほど簡略化された作業で施工が可能なのです。磁器タイルはその圧倒的な耐久性が魅力ですが、湿式では目地の劣化が問題となります。しかし、乾式ではそれらの問題もクリアされています。個人的には乾式の方が優れえていると感じています。

 

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プレキャストコンクリート板(PC板)

プレキャストコンクリート(PC板)とは建築現場ではなく、管理された工場で生産されたコンクリート製品のことを言います。先進的な工場で厳格な管理下のもと、安定した環境で製造されるプレキャストコンクリートは高く安定した品質が大きな特徴です。強度と耐久性、防耐火性、断熱性、遮音性に優れています。代表的なものは積水ハウスの「ダインコンクリート」です。見た目が非常に重厚感や高級感があり家が立派に見えます。また、非常に硬い素材なのでデザインの彫りが深く彫れます。彫りが深くなれば、陰影がはっきりとし、デザインが強調されます。非常に表情豊かな外壁となり、これまた高級感につながります。

プレキャストコンクリート(PC板)のメリット・デメリット

メリット デメリット

・強度、耐久性、防耐火性
・断熱性、遮音性
・見た目の高級感
・複雑な彫り(デザイン)が可能

・重たい
・価格が高い

 

【外壁】 積水ハウス「ダインコンクリート」 【解説】

 

プレキャストコンクリート(PC板)で起こるトラブル

・外力による割れ、欠け
・目地コーキング部分の劣化
・塗装皮膜劣化から起こる浸水トラブル
 (変形、ひび割れ、腐食、内部爆発)

 

メンテナス周期

目地コーキングは10年〜15年くらいで打ち換え補修が必要。
積水ハウスの「ダインコンクリート」であれば、
高圧洗浄のみで20年〜30年間くらい綺麗に保つことが可能です。
20年〜30年で再塗装

 


窯業系サイディング セラミック系サイディング

サイディングボードの一種ですが、特殊製法で製造される高機能・高級サイディングです。窯業系サイディング、セラミック系サイディングは専用窯で高温、高圧、多湿の状態でいっきに焼き固めます。窯業系サイディングの主原料は、セメントなので高い耐熱性と強度が特徴です。もちろん耐久性、耐候性も通常のサイディングボードとは比べ物になりません。ダイワハウスの外壁材「DXウォール」「DSウォール」「DCウォール」がこれにあたります。

※ダイワハウスの外壁材「DXウォール」の解説

窯業系サイディングのメリット・デメリット

メリット デメリット

・デザインが豊富
・コストパフォーマンスが優れている
・耐火性能が高い
・工期が短い

・蓄熱性が高い(夏暑い)
・防水性能が乏しい
・目地コーキングのメンテナンスが必要

デメリットとしては吸水性が乏しい、防水性が無いということ。防水性能は全て表面の塗装に頼っています。このため、表面の塗膜が劣化してしまうと、水がサイディングボード内に浸入し、夏の暑さや冬の凍結による膨張等で変形やひび割れなどを起こしてしまいます。

 

窯業系サイディングで起こるトラブル

・外力による割れ、欠け
・目地コーキング部分の劣化
・太陽光によるボード自体の色あせ、変色
・塗装皮膜劣化から起こる浸水トラブル
 (変形、ひび割れ、腐食)

 

メンテナンス周期

目地コーキングは、やはり10〜15年くらいで打ち換え、補修が必要。
品質や価格に大きな幅があるので、一口に〇〇年とは言えない。
しかし高品質なものでも、築15年目には再塗装の必要性があるでしょう。

 

デザインの豊富さが最大の特徴 窯業系サイディング

窯業系サイディングは、今や、新築の戸建ての10棟に7棟〜8棟の外壁材が窯業系サイディングです。その大きな要因はコストパフォーマンスとバリエーションの多さでしょう。外壁は家の顔です。内装の豪華さや構造の強靭さ、優れた耐震デバイスは外からの見た目には全くわかりません。外から見えるのは外壁と屋根だけです。そういう意味では外壁がその家のイメージを決めてしまうと言っても過言ではありません。ですから人は家を建てるときに外観、外壁にこだわるのです。「綺麗に見せたい」「おしゃれな感じに」「落ち着いた感じが良い」「エッジの聞いたデザインが良い」などなど、人によって理想の外観イメージは異なります。そういった人々の様々なニーズに応えてくれるのが窯業系サイディングの最大の特徴です。

窯業系サイディング最大の欠点・・・・防水機能

窯業系サイディングのデメリットに防水機能の問題があります。もちろん新品の窯業系サイディングにはきちんとした防水性は保てれています。しかしその防水機能は全て塗装膜に頼っています。塗装が劣化し、防水性能がなくなった場合、窯業系サイディングは大きなトラブルの原因になる可能性が大きいのです。なぜならば、窯業系サイディングの素材自体は吸水性能が高いからです。水分を含みやすく保ちやすいのです。建築の外部用素材としては最悪です。塗装の劣化に気づかず、対処が遅れると全面張替え、あるいは浸水した水により内部のトラブルにまで発展しかねません。ですから窯業系サイディングのメンテナンスは塗装皮膜を保つことにあります。

選ぶときは塗装材の質を確認!!

上でも述べていますが、窯業系サイディングはバラエティー豊かな選択肢が魅力のひとつです。価格も安価なものから、ダイワハウスの外壁材「DXウォール」「DSウォール」「DCウォール」のように驚く程高価なものまであります。選ぶときに、気をつけなくてはいけないのは安価な物です。値段が安い窯業系サイディングの塗装の耐久性は非常に低く、いわゆる「建てたときはきれいだけど、すぐに汚くなる」という物です。安い窯業系サイディングはメンテナンス費用が多くかかり、長期的なスパンで考えると、高価な窯業系サイディングの方が費用がかからないということがあります。デザインや価格の安さに目を奪われがちですが、選ぶときは塗装の質もしっかりと把握しておきましょう。

建売住宅の窯業系サイディングは間違いなく【安い】・・・・

このサイトは注文住宅をメインにしているサイトですが、ここで少し建売住宅のお話を・・・建売住宅にもこの窯業系サイディングはよく使用されています。しかし建売住宅の窯業系サイディングはほぼ全て、安価な低品質な物ばかりです。「ほぼ全て」と言うと言い過ぎに聞こえるかもしれませんが、実情はそうなのです。それは建売住宅を建てている住宅会社の収益スキームがそうさせているのです。かんたに言えば、建売住宅は売って終わりなのです。できるだけ安く建てて、高く売る。出来た時の見栄えが全てなのです。一方、注文住宅の工務店やハウスメーカーは建てて後からもメンテナンスや修繕でユーザーとのお付き合いは続くものです。このような背景から建売住宅は安価な窯業系サイディングを使用しているのです。ただし、飯田産業、一建設、アーネストワン、アイディホームといった、いわゆるパワービルダーと呼ばれる広域展開の建売業者の外壁は、高機能の窯業系サイディングが使われています。

 

 


ALCコンクリート外壁

ALCとは、Autoclaved Light weight aerated Concreteの頭文字で、日本語では「軽量気泡コンクリート」と呼ばれています。 珪石、石灰、セメント、アルミニウム粉末を混ぜ合わせ、 鉄筋を芯材として、まずはコンクリートの板を作ります。これをオートクレーブ窯という、 巨大な圧力窯で、 高温・高圧・高湿の状態で10数時間にわたって焼き固めます。この工程をオートクレーブ養生と言います。ALC中部には鉄筋とともに気泡が入っているので、普通のコンクリートより格段に軽く、断熱性能が優れています。さらに耐火性・耐震性・遮音性等にも優れています。もともとは約40年ほど前に、内装材としてアメリカで開発されたものです。ALCコンクリート外壁を採用しているハウスメーカーはへーベルハウスが有名です。

※ヘーベルハウスはALC外壁

ALCコンクリート外壁のメリット・デメリット

メリット デメリット

・耐久性が高い
・耐火性・防火性が高い
・耐震性が高い
・断熱性が高い
・遮音性が高い

・防水性が無い
・吸水性が高い
・表面強度が低い
・価格が高い

ALC外壁の大きな特徴は2つです。優れた耐火性と軽さです。一番の強みは「燃えにくい」という耐火性です。ALC外壁は国土交通大臣認定の耐火構造部材で、過酷な耐火試験をクリアした優れた耐火性能を有しています。また、耐震性も優れています。その要因は「軽さ」にあります。建物の軽さは耐震性の向上に大きく影響します。ALC外壁は条件にもよりますが、水に浮くほど軽いコンクリートです。特にこの2点が他の外壁材よりも優れているので、住宅以外にも高層ビルや新幹線のホーム等、公共施設や文化財保存施設といった様々な建物でも採用されています。デメリットとしては、ALC外壁自体には全く防水機能が無いため、塗装による防水が不可欠ということです。

 

ALCコンクリート外壁で起こるトラブル

・外力による割れ、欠け
・塗装皮膜劣化から起こる浸水トラブル  ※特に注意※
 (変形、ひび割れ、腐食)

メンテナンス周期

目地はやはり10〜15年くらいで打ち換え、補修が必要。
ALC自体に防水性がないため塗装による防水効果が重要。
そのため10年周期の再塗装が理想です。
また、高機能の防水効果を持った塗装材を選ぶ必要があります。

 

ALCは水に弱い素材 塗装が重要

ALCは本来、内装用の建材として開発されました。そのため耐水性を持ち合わせる必要性がありませんでした。ですからALC外壁は、その耐水性を表面を覆う塗装材に頼らざるを得ません。外壁として使用する際は、水の浸入を完全に防ぐためには、高機能な防水性の高い塗装材を使用する必要性があります。ですからメンテナンスにおいても、この塗装膜の維持が最大の課題となります。

デザイン性の低いALC外壁

ALCは表面強度が非常に低い建材です。ですからモルタル外壁のような複雑なデザイン、プレキャストコンクリートのような彫りの深いデザインはできません。細やかな、おうとつを伴うデザインはできません。のっぺりとした野暮ったい外観になってしまいます。

 

 

各外壁材の新築時のu単価

■新築時のu単価

サイディングボード 2,000円〜
モルタル外壁 4,000円〜
ガルバリウム鋼板 4,000円〜
磁器タイル 9,000円〜
プレキャストコンクリート(PC板) 8,000円〜
窯業系サイディング 3,000円〜
ALCコンクリート外壁 8,000円〜
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外壁は初期コストよりもメンテナンスコストを重視すべし!!

上の表は各外壁材の初期(新築時)のu単価のめやすです。価格に大きな差があります。これはその後のメンテナンスの手間やコストに応じていると言ってもいいでしょう。一番u単価が高い「磁器タイル」はほとんどノーメンテナンスで30年、40年ともちますが、一番安い「サイディングボード」は10年周期でのメンテナンスが必要だと言われています。外壁材は初期コストも重要ですが、その後のメンテナスコストも十分に考慮して選びましょう。

 

2016.8.28 追記

 

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