狭い家こそ収納をメインに考えて!!【注文住宅のプランニング】

 

 

目次

 

 

狭い家こそ部屋によって天井高にメリハリを!!

最近では特に大手のハウスメーカーで高い天井高がはやりとなっています。天井の高さは、家全体でメリハリをつけると非常に効果的です。たとえば、書斎のように思索にふけるところは低いほうが落ち着き、皆が集まるリビングは高いほうが開放感が得られます。部屋と部屋をつなぐ廊下も、あえて低くするほうがよいでしょう。また、一部屋の中で高低差をつけて、LDのダイニングの部分は高くし、ソファの上は低くして落ち着きを出す方法もよいでしょう。このように抑えるところは抑えたほうが、吹き抜けなどで天井を高くした部分がメリハリがつき、いっそう開放的に感じられるのです。

 

 

中庭を設け手視覚的広がりの効果を!!

多くの方が「ただでさえ狭いのに、中庭なんて無理」と思いがちですが、4.5畳分の広さもあれば十分効果的なのです。リビングの側などに設けると、驚くほどの明るさと開放感が得られます。特に間口が細くて奥行きが深い、「うなぎの寝床」といわれる土地の場合、両側に隣家が迫っていることが多いので、その面に窓を設けても広がりは得られません。また、日照、通風もよくなりませんが、住まいの中央に中庭を設けて問題解決する方法もあります。また、建ぺい率、容積率の範囲内であれば、将来子供が大きくなったときなど、中庭をつぶして一部屋増築することも可能です。

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わずか50p幅の庭でも十分効果的な使い方ができる!!

都市部などの住宅密集地では、建物と塀の問が、わずか50mぐらいしかあいていない、という場合があります。庭ともいえないほどのスペースなので、全く利用されず、遊んでいることがほとんどです。しかし、このスペースを利用して、部屋に広がりをプラスすることができるのです。

 

たとえば、掃き出し窓の外に床と同じ高さのデッキを設置すると、床面積が広がったように感じられます。塀はレンガ張りなどにすれば、見た目の問題もクリアできるでしょう。塀の前にトレリスを立てて、花やグリーンを飾ってもよいでしょう。また、和室なら窓に雪見障子を入れ、庭に竹などを植えれば、風情たっぷりの坪庭風にすることも可能です。

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小さな家に効果的に光や風をとり込む方法!!

都市部の住宅密集地の場合、南に大きく窓をあけても、目の前に隣家の窓があったり塀が迫っていて、光や風をとり込めない、ということが多いのが実情です。また、壁面は収納に利用したいので、あまり大きな窓はあけられない、というケースもあるでしょう。そのようなときに効果的なのが、トップライトや高窓です。

 

これなら、周りからの視線を気にせず、たっぷりと光をとり込めます。北側の暗いところや、階段の上などに設けても効果的です。視野的にも採光的にも非常に効果的なのがトップライト・天窓です。間口が狭くて奥行きの深い、「うなぎの寝床」の場合は、家の中間部分か暗くなるので、そこへ設けるととても効果的です。また、中庭を設ける方法もよいでしょう。

 

さらに、地窓と高窓を設けると、上昇気流が生まれて風の通りがよくなり、近隣の視線も気になりません。地窓からはとても涼しい風が入るので、夏も快適です。そのほか、周りからの視線を気にせずに光や風をとり込む方法としては、窓をすりガラスにする、下側をあける滑り出し窓にする、壁を3角に張り出させ、1面を窓にして正面を向かないようにする、ルーバー・サッシにするなど様々な方法があります。窓は意外と工夫の範囲が広い建材なのです。

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狹い家だからこそ収納はしつかり考えて設計!!

部屋が狭くなるからといって、収納スペースを削ってしまうと、結局は部屋にモノがあふれて床の上に積み重ねることになります。当然ですが、足の踏み場がなくなってしまいます。これでは小さな家がよけい狭苦しく感じられることになり逆効果です。

 

一方、適材適所に収納棚などをきちんと設ければ、空間を立体的に使うことができ、小さなスペースにも、合理的に収納することができます。狭い家こそ収納を第一に考えて間取りプランニングすることが重要です。

 

 

大型収納と小さな収納を使い分けることがポイント!!

広くない住宅で、合理的な収納を実現させるためには、モノを大きく2種類に分けて考えることが必要です。ひとつは、シーズンオフのものや子供の思い出のもの、レジャー用品など、頻繁には使わないものや大型のものです。もうひとつは、ふだんの生活に使う、使用頻度の高いものです。前者は、居室に収納するのはむずかしいし、手近になくても不便を感じないので、納戸などの大型収納庫を設けて、そこへ収納することがおすすめです。小さな家でも、1ヵ所はこのような大型収納庫があると、急な来客時などにも、目ざわりなものを収納できとても便利です。小屋裏や階段下などを利用すると、意外とたっぷりした収納場所を確保できます。プランニング時には小屋裏や階段下の収納は重視してください。

 

反対に、ふだんの生活で使うものは、使う場所に収納できるよう、各部屋に収納スペースを設けることが大切。これは大きな収納ではなく、小さな収納をたくさん設けましょう。使う場所のそばにないと、モノを探す労力がかかってイライラしたり、元に戻すのがめんどうで、結局出しっぱなしになりがちです。これでは収納の意味がありません。特にリビングは、雑多なものが集まる場所なのに、それら全部をおさめられる収納スペースを設けていない方が多いので、ご注意が必要です。

 

 

都市部の住宅密集地域では、防音対策を忘れずに!!

都市部などの住宅密集地では、近隣とのトラブルを起こさないために防音対策にも気を使いましょう。よく問題になるピアノの音のほか、入浴時に漏れる音も、子供の声などイライラの原因になってしまいます。その対策としては、窓に防音ガラスや防音サッシを入れたり、壁に遮音効果のある石綿板を用いる、外壁をモルタル塗りにするなどの方法があげられます。このような防音対策は、自分の家から音を漏らさないようにするだけでなく、交通量の多い地域などで、周りの騒音をシャットアウトするのにもとても有効です。周りからの騒音の例としては、隣に若い人が多く暮らすワンルームマンションがある場合、窓から大きな音で音楽が流れてくる、または深夜まで騒ぐ声というケースも考えられます。近隣の状況をよくチェックして土地を購入することも重要です。

 

 

子ども部屋のプランニング!!

子どもの年齢や性格によって、役割が変わっていく子ども部屋です。初めから独立性の高い個室である必要はありません。子供の成長に応じて自在に対応できる、フレキシブルな間取りをプランしておきましょう。子供部屋は成長に合わせてフレキシブに!!

 

 

将来子ども室になる スペースを用意しておくことが良いでしょう。子どもにとって「自分の部屋」が必要になるのは、自我に目覚める小学校高学年からと言われています。中高生になれば自立心を養うためのとても大切な空間となります。子ども部屋はその未来像を想定して、設計プランを用意しておくことがとても大切です。幼いうちは、子ども部屋を兄弟・姉妹共有の広いプレイルームにしておくと良いでしょう。あるいは夫婦の寝室をゆったりとっておき、その一角を子どもが利用するなど、家族の触れ合いを重視した部屋の使い方をする家庭も多いでしょう。

 

子供の成長に合わせ、まずは収納などでゆるやかに仕切り、その後きちんと壁を立てるなどフレキシブルに考えて行きましょう。個室に分けたとき困らないよう、ドアと窓、照明とスイッチの位置は前もって計算しておきましょう。パソコンやオーディオ機器の利用も考えて、IT配線やコンセントも準備しておくと便利です。

 

 

子どもを見守るための工夫をしておく

子供の思春期を迎えると、多少なりともコミュニケーションか難しくなるものです。子ども部屋は、子どもの様子をさりげなく見守れる場所にプランニングしたいものです。玄関からは、LDを必ず通る動線にする、1階のリビングを吹き抜けにし、そこに面した2階に子ども室を設けて小窓をつくるなど、方法はいろいろあるので、慎重に検討しましょう。また、ドアの上の欄間をガラスにすれば気配がわかり、声も掛けやすくなります。子供が部屋にこもってしまわないよう、家族みんなで使える「スタディコーナー」を設けておくのもよいでしょう。LDの一角や、個室をつなぐ廊下のフリースペースに長めのカウンターと本棚を用意。親子共有のパソコンを置く、ライブラリーにする、趣味の工作室にするなどに活用できます。

 

 

狭い子ども部屋を上手に使うポイントは?

子ども部屋は標準で約6畳と言われています。成長にともない衣類、学用品、本や雑誌、スポーツ用具、玩具などが増え乱雑になりがちです。本棚や収納を、ゆとりを持たせて計画し、造り付けにしておくと良いでしょう。ロフトを設け、そこをベッドとして使えば、部屋が立体的に広がって使い勝手がアップします。子どもの遊び心も楽しく刺激されます。ただ、ロフトは夏場に熱気がこもりやすいので、必ず換気用の小窓を設置しましょう。屋根裏の断熱材もしっかり入れておきます。また、子ども室は安全性の確保も重要です。窓に転落防止用の手すりを付ける、シックハウスを防ぐために、内装材には健康素材を選ぶなどを心がけてください。

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