収納を中心に間取りプランニングを考える!!【注文住宅】

 

目次

 

 

収納は造り付けにすると、スペースを有効に使える!!

小さな家こそ作り付けの収納がおすすめです。例えば壁面の収納の場合、造り付けにすれば壁の端から端まで有効的に使えます。さらに床から天井まで、少しのムダもなく利用できる点は大きなメリットです。

 

造りつけにするもうひとつの利点は、インテリアのイメージを統一できることです。扉の色を壁と同色にすれば、小さな部屋でもスッキリとした空間になります。収納家具をバラバラに買い足すと、色や素材、デザイン、サイズが統一できず、雑然とした印象になってしまいます。雑誌などで紹介されているおしゃれな空間は、必ず統一感があるのです。

 

 

収納プランは部屋のレイアウトを決めてから!!

 

収納棚の位置を決めてから家具の配置を考えると、棚の前に家具がきて扉をあけられない、といった失敗もあります。まず部屋のレイアウトを決めてから、収納プランを立てるほうが無難です。また、ドアの開きにも注意しないと、棚の扉とドアがぶつかってしまう場合もあります。そのときはドアを引き戸にしたり、棚の位置をずらしたりするなどが調整が必要です。

 

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まずは家財の種類と量を把握する!!

収納プランを練り上げても、必要なものが入りきらなくてはまったく意味がありません。そこで具体的な収納プランを考える前に、家財の種類と量を把握しましょう。

 

しかし現実には、家じゅうのひとつひとつのモノを数えるのは大変なので、まず、不用品や、同じ種類でダブつているものを処分することをお勧めします。それでも収納庫に入りきらないものがどれだけあるかをチェックしましょう。はみ出すモノと、現在の収納庫の量を合わせると、必要な収納量がわかるはずです。たとえば、現在、服が入っている衣装ケースが10ケースあり、入りきらない服が2ケース分あるとすれば、合計12ケース分の収納量が必要ということになります。簡単な計算です。同様に、ハンガーに掛かっている服なら、ハンガーの長さを測り、食器なら食器棚の幅を測れば、簡単に必要な収納量が把握できます。

 

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奥行きが深い収納庫は使いにくい!!

収納棚のサイズで意外と多い失敗は、奥行きを入れるモノより深くしてしまうことです。こうすると奥のものが非常に出しにくくなり、収納庫内に半端なあきができてしまいます。奥行きが深い収納は使いずらいのです。たとえば文庫本なら、約11cmの奥行きがあればおさまり、ぴったりのサイズに棚をつくれば、とり出しやすく、その分部屋やほかの空間も広く使えます。特に小さな家では、このようなわずかなムダもなくしたいものです。

 

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収納量を確保しながら建築コストを抑えるには

各部屋に収納庫やクローゼットを作ると、どうしてもその分コストは上かってしまいます。そこでコストを極力抑えるためには、庫内を棚板とハンガーを掛けるパイプをとりつけるだけのシンプルなつくりにしましょう。これは大工さんにつくってもらうようにすれば安く上がります。こうすると、家具工事を別に頼むより、大幅にコストを抑えられます。扉も既製の扉を使えば、大工さんにとりっけてもらえます。

 

 

収納庫内は可変性をもたせることがポイント!!

収納を考える際、もうひとつ忘れてならないのは、暮らしや好みなどの変化によって、持ち物も必ず変わるということです。子供成長とともに荷物の種類は大きく変わるのです。将来多少違う大きさのものを購入しても収納できるように、庫内の棚板はすべて固定にせず、ダボ(棚板受け)を使って高さの調節がきくようにしておきましょう。いわゆる可動棚です。最近ではハウスメーカーや工務店の住宅でもよく見かけるようになりました。

 

 

容積率に算入されないスペースで広さを獲得する

建築基準法で建てることが可能な広さが制限されています。限られた条件のなかで広さを獲得するには、容積率や建ぺい率に算入されないスペースをうまくとり入れることが重要です。算入されないための条件には以下のようなものがあります。

 

 

●吹き抜け

吹き抜け部分は2階の床がないので、2階の床面積には算入されません。ゆったりした空間を確保でき、トップライトや高窓、天窓から光を十分にとり込めます。空間を明るく開放的にしてくれます。

 

 

●出窓

窓の下端が床から30p以上の高さにあり、出幅(外へ飛び出している幅)が50p以下、そして内側の壁にあけられた面積(見付け面積)の1/2以上が窓になっていれば、床面積に算入されません。

 

 

●小屋裏

面積がすぐ下の階の床面積の1/2以下で、天井のいちばん高いところが1.4m以下、そして小屋裏に上がるための階段は固定のものではなく、簡単にとりはずせるはしごなどであることが算入されない条件となっています。また、子供部屋や寝室、シアタールームなどの居室として使うことはできません。シーズンオフのものの収納に活用しましよう。

 

 

●カーポート

延べ床面積の1/5以下なら、建物内に組み込まれた力−ポートでも、床面積に算入されません。

 

 

●バルコニー

基本的には屋根がなければ床面積に算入されません。軒やひさしがかかる場合は、以下の条件に合えば、床面積に算入されません。手すりから上の開放されている高さが1.2m以上で、かつ、バルコニーの天丼高の1/2以上。また、バルコニーの出幅が2m以下となっています。

 

 

●地下室

全床面積の1/3までの広さなら、床面積に算入されません。

 

 

 

デッドスペースを上手に収納スペースに活用しましょう!!

 

【階段下】

階段の下は格好の収納スペースです。しかし、しまうものによっては奥行きが深すぎることがあるので、その場合は、片側からだけ使わずに、内部で奥行きを分割して両サイドから使うと、スペースをムダなく利用できます。また、内部の床板を張らずに床を下げてコンクリートを打てば、長さのあるものを立てて収納できます。その部分はひんやりするので、ワインなどの保管にもぴったりです。しかし湿気対策も必要です。

 

 

【壁の厚み】

木造軸組み工法の場合、壁の内部は、すじかいが入っているところ以外は、奥行き約10p程度の空洞になっています。ここを収納として利用する方法もあります。約10pあれば、文庫本、マグカップやグラス、缶詰、ペットボトルなど、しまえるものは意外と多いのです。また、奥行きをもう少しプラスすれば、もっと大きいサイズのものも収納可能です。

 

 

【床の段差や階段の段】

リビングの一角に畳敷きのコーナーを設けるなどして床に段差ができた場合、その高さを利用して引き出しを設けることが可能です。また、階段の段の部分を引き出しとして利用しているケースもあります。ただし、こうした工事は手間がかかってコストもかさむので、玄関に近い下の数段のみを引き出しにして、折りたたみ傘や靴の手入れ用品を収納するというぐあいに、ポイント的な使い方がおすすめです。

 

 

【床下】

既製品の床下収納ユニットを用いれば、手軽に床下収納を実現できます。キッチンに設けて保存食などを収納する使い方が一般的ですが、ほかにも、洗面所でストックのタオルや洗剤入れなどとして活用しているケースもあります。家具の下になると使えなくなるので、部屋の出入り口のそばなど、家具を極力置かない場所に設置しましょう。

 

 

【収納を兼ねる家具】

座面の下に収納できるベンチや腰掛がその代表的なものです。そのほか、テーブルの足の部分が収納になっているダイニングテーブルや、マットの下が収納スペースになっているベッドなどもあります。

 

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