注文住宅家づくり工務店のメリット・デメリット

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工務店のメリットとデメリット 

ハウスメーカーを選ぶよりも難しいと言われるのが、工務店選びです。
なぜならば、工務店はハウスメーカーのように客観的に信用を計る基準や情報が非常に少なく、各社によって業態や、規模、専門分野、経営意識が異なるため、各社を比べるものさしがないのが実情です。工務店選びを成功させ理想の家を建てるには、金額だけでなく、工務店の信頼性や担当者との相性、実績、技術水準、保証内容などを総合的に判断して選ぶことがとても大切です。 

 

 

工務店のメリット

地域密着なので悪いことができない

中小の工務店のほとんどが地元での口コミの紹介が仕事の大半です。大々的なテレビCMなどは行いませんので、基本的には、過去のお客様からの紹介や口コミに頼っている部分が多いのです。地元で悪い評判が広まるとダイレクトに売上に響きます。手抜き工事など悪いことが出来ませんので当然信用度は高いと言えるでしょう。建物の施工はもちろんきちんと行いますが、引渡し後のメンテナンスを含めた信頼関係を大切にします。大きなトラブルは少なく気軽にコミュニケーションできます。

 

実際の評判を聞くことができる

地位域密着ということもあり、近くに実際にその工務店で家を建てたひとがいるはずです。
全国展開しているような大手のハウスメーカーであれば、実際に家を建てた人の生の声はインターネットなどを通してしか、確認できませんが、地元工務店であれば、知り合いなどを通じて実際に建てた際の生の声を聞くことが可能です。このように周りの友人や知人から、実際の感想や評判を聞けるのは工務店選びの重要ポイントです。

 

設計自由度が高い

もちろん工法や構造仕様等にこだわりはありますが、ハウスメーカーと比較すると施工上の制約は多くありません。特殊な形状の土地でもそれにあったような設計、施工をしてくれます。理想の家づくりの要望が叶うことは多いはずです。

 

見積がわかりやすい

見積書の内容は細やか・わかりやすい。「一式」表記が少ない。大手ハウスメーカーなどでよく見られるオプションなどがほとんどありません。したがって、契約後の追加請求が少なくすみます。

 

宣伝広告費がないので安い

広告宣伝費用、展示場経費、モデルルーム経費、人件費のコストが非常に少ない、あるいはかからないためハウスメーカーと比較すると安価です。一般的にはハウスメーカーの家の7割ぐらいと言われています。全国展開している大手ハウスメーカーは皆、テレビCMやチラシなどなど、莫大な宣伝広告費をかけています。もちろんその費用を捻出する必要があり、それらは当然みなさんの建築費へと反映されます。しかし、地元の工務店であればせいぜい新聞折り込みチラシ程度で、テレビCMなどの宣伝費は全く必要ありません。結果として価格を安く抑えることができます。これは広告費に限らず、人件費や展示場の維持管理費など、すべてにおいて同じことが言えます。

 

 

地元の土地について非常に詳しい

土地は決まっている。または土地は既にある。と言われる方はいいのですが、家づくりが土地探しからスタートという方も多いのではないのでしょうか?土地選びに関しては、ハウスメーカーよりも工務店の方が圧倒的に頼りになります。工務店の場合、地域密着で地元に根ざして長く経営しているケースが圧倒的です。そうなるとおのずと、地元の不動産業者ともより密接な関係を築いている場合が多いのです。情報量の多さもさることながら、場合によっては現状では売り地ではない土地も、地主さんなどと直接交渉をして売ってもらうなど、地元密着ならではの企業力を発揮する場合もあります。もう一つ重要なことはその土地の素性をよく知っているということです。価格や広さ、日当たりなどももちろん重要ですが、実際の近隣環境や住み心地、そしてその土地がある地域で過去に何があったかなども、本当はとても重要なことなのです。地域密着の工務店なら、地元の不動産屋との親交も深いでしょうし、何よりも工務店の経営者自身が代々その土地で暮らしてきたケースが多いのです。

 

 

しつこい、強引な営業しない

住宅関連企業は保険会社の次に営業手法が強引、あるはしつこいと言われています。なぜならばほとんどの、住宅関連企業の営業マンの給料体系は歩合制なのです。売った数、または売上金額におおじて歩合が給与に加算されるのです。一件あたり数千万円の家ですから、歩合の金額もかなり大きな額になるでしょう。営業マンさんの必死な姿勢もわからないでもないですが。
しかし、一般的に工務店の場合は無茶な押し売りはしません。「建物が価値観に合ったら買って下さいね。」というスタンスで接してくることがほとんどです。押し売りが強いと評判が悪くなります。地域密着で地元に根ざした工務店ばかりです。地元の評判やうわさ、風評はダイレクトに売上に跳ね返ってくる構造なので一部のハウスメーカーのようなしつこい、強引な、横柄な営業は絶対にしません。ましてや、営業マン自体がいな工務店がほとんどです。営業という肩書きはありますが、実質「なんでもする社員」あるいは「現場監督 兼営業」「社長 兼営業」だったりします。巧みなトーク、心理操作的な話術、グロージングテクニックなどは持ち合わせていないのです。人柄や、建物の深い知識等でお客様と対話している人がほとんどなのです。

 

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工務店のデメリット

工法が木造に限られる場合が多い

工務店の約85%は木造の家と考えておいた方が良いでしょう。軽量鉄骨やプレハブ住宅を希望しているのであれば、地域密着の地元工務店に依頼しても難しいでしょう。もちろん、工務店でもプレハブや軽量鉄骨に対応してくれる場合もありますが、そのような種類の家を希望するのであれあば、専門のハウスメーカーに頼んだ方が安心かもしれません。また大半の工務店は、大手や中堅ハウスメーカーと比較すると明らかに会社規模が小さいため、施工可能な範囲が限られる。また、少し頼りなく感じる場合があります。また、耐震技術に関しては、ハウスメーカーがCMで紹介しているような技術はメーカー独自のものですが、別の技術を使って耐震強度を上げるなどの工夫をしています。工夫をして、お客様のニーズに合わせていかないと生き残れない世界ですから。ハウスメーカーも結局は工務店に仕事を依頼しますので、それなら工務店に直でお願いした方が安上がりという考え方もできるでしょう。

 

展示場、サンプルがないのでイメージしにくい

大半の工務店は、展示場やショールームなどの営業施設は持ち合わせていないません。検討する際のサンプルがないのです。ハウスメーカーで検討する場合に比較して、明らかに具体的な家のイメージがつかみにくいものです。基本的に展示場やショールームがないので、住宅設備などの選定にあたっては自分たちでショールームなどを見て回って確認しなければいけません。つまり時間、労力、手間がかかります。特に女性の場合は、引渡し後に想像とかなり違ったという感想を持つ方が多いようです。

 

家のこと以外の提案力が乏しい

商品の家に関しての知識は深く幅広いが、そのほかの資金計画や税制面の知識が乏しい場合がある。家以外の提案力には期待できない場合が多い。特に税制面における時限立法などに関しては、把握していないケースが多いので要注意。大手ハウスメーカであれば、資金面やローンに関しては専門の資格を持った担当者が必ず付きますし、税制関係の相談は国家資格を有する担当者が対応している企業もあります。安心して全てを任せられますが、工務店はそうはいかないと思っておいたほうがいいでしょう。最先端の流行のデザイン、人気の最新仕様設備、業界で話題の最新施工方法などについての知識や提案力が乏しい工務店もあります。少ない人数で会社を運営しているため、プラン提案や見積、資金計算作成に時間がかかることが多い。

 

 

知り合い、紹介だとクレームが言いにくい

地元工務店で家を建てた方に話を聞くと、知り合いだったから比較的安く建ててもらったという人が多いようです。確かに知り合いや知り合いの紹介であれば、多少の値引きもしてくれるでしょうし、値引きの交渉もしやすいかもしれません。しかし、その住宅が仮に欠陥住宅や手抜き工事だった場合に、知り合いに対して裁判を起こしたり、賠償請求をしたりできるのだろうかと不安になります。言いたいことははっきりと言える相手を選ぶことが大切です。

 

 

力量の差が激しい

施工技術レベルは、その工務店によって非常に大きく異なります。お抱えの大工さんや職人さんの腕次第になりますが、施工技術のレベルが高い優良工務店は、口コミや紹介でないと見つけにくい。

 

 

施工期間が長い

大手ハウスメーカと比較すると工事期間が長い。効率化された施工方法ではない場合がほとんどなので、施工に半年以上もかかるケースも少なくない。大手ハウスメーカーは早ければ2ヶ月で外構工事も含めて完成させる会社もある。仮住まいの必要がある場合は要注意。

 

 

アフターメンテナンスの問題

地元工務店であれば何か問題が発生した場合でも、すぐに対応してくれるというメリットがあります。しかしなかには、小規模経営のためアフターサービスが体系化されていない工務店もあります。大手や中堅のハウスメーカーと比較すると長期保証が受けられない工務店も多いようです。

 

 

倒産する可能性が少なくない

全国展開している大手や中堅の有名ハウスメーカーでも、場合によっては倒産していまします。ましてや財力が乏しい、経営基盤が大手と比べると貧弱な中小の工務店はその可能性が大きいことは疑う余地がありません。ハウスメーカーと地元工務店のどちらが倒産する可能性が高いかというと、それは間違いなく地元の工務店だと思います。故意の過失ではない小さなトラブルが元で賠償問題となり、倒産してしまう地元工務店は決して珍しくありません。

 

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