地震に強い!! 「マルチバランス構造」

マルチバランス構法のメリット 

進化した木造軸組構法「マルチバランス構法」

 住友林業の「マルチバランス(MB)構法」は、日本の伝統的な木造軸組構法に最新建築技術と住友林業独自のテクノロジーを融合させた構法です。高品質の集成材「スーパー檜」、面として強度を発揮する「きづれパネル」、優れた耐震性を発揮する「地震エネルギー吸収パネル」などを用いて、木造軸組構法の構造強度をさらに高めたものです。通常の木造軸組構法は主に柱で家を維持していますが、「マルチバランス(MB)構法」はさらに面でも維持しています。面の強さをプラスした構法です。従来、木造軸組構法は柱と梁などの躯体構造の接合部分、つまり点で支える考え方が基本ですが、マルチバランス構法の場合は壁面に「きづれパネル」を採用することで、地震などの力を面で分散して支えることができるのが大きな特徴の一つです。

 

 

「きづれパネル」

「きづれパネル」は木造軸組工法の住宅で耐震性を得るために必要な「耐力壁」の材料です。杉や檜の集成材を格子状に組み、パネル形状化したものを壁下地として使います。更には通気層の確保を実現するものでもあります。通常、木造軸組構法で「耐力壁」を作る場合、合板や筋交いを使います。マルチバランス構法の場合は合板や筋交いの代わりに「きづれパネル」を使い「耐力壁」を作ります。建築用語で壁の強度を表すのに使われる「壁倍率」という言葉があります。通常の木造軸組構法で作られる「耐力壁」の倍率は2.5です。しかし、「きづれパネル」で作られた耐力壁の場合、壁倍率がなんと最大で5.0倍にもなります。つまり、通常の木造軸組工法と比べると約2倍の強度が得られるということです。ですからマルチバランス構法は高い耐震性を実現できる構法と言えるでしょう。また、「きづれパネル」の採用により、住友林業のマルチバランス構法の家は標準仕様でも耐震等級が3級となっています。
 

 

 

地震エネルギー吸収パネル


 地震エネルギー吸収パネルは、地震のエネルギーによる建物の変形を通常の木造軸組構法に比べ、最大で約70%も抑えられ、さらに繰り返しの余震に対しても強さを維持し、その優れた耐震性能を発揮し続ける事が可能なのです。住友林業のマルチバランス構法は、耐震等級が3級です。検証実験では、最高等級3レベルを上回る高い耐震性能が実証されています。阪神・淡路大震災の1.2倍、1.5倍を2回、さらに2倍を7回と、巨大地震を超える地震力を加えても内装の一部とサイディング壁に軽微な損傷が生じた程度でした。

 

 

ビッグフレーム構法と比べると

価格

ビッグフレーム構法に比べ、マルチバランス構法の方が坪当たり2〜3万円ほど安めの価格設定になっています。複雑な間取りや間仕切り壁が多い場合はマルチバランス構法は割高になります。逆に柱の本数が少ないような間取りの場合はビッグフレーム構法の方が安くなるケースがあります。

 

構造

ビッグフレーム構法が木質ラーメン梁勝ち構造。マルチバランス構法が木造軸組構造。

【ビッグフレーム構法=木質ラーメン梁勝ち構造】

木造で鉄骨づくりの頑丈さを実現させた構造。ビッグコラムやメタルタッチ接合など住友林業独自のテクノロジーを活かし高い耐震性を実現。

【マルチバランス構法=木造軸組構造】

強度の高い木造軸組構造。一般的に多く用いれられる木造軸組構法に、きづれパネル、スーパー檜、地震エネルギー吸収パネルなどの住友林業独自のテクノロジーを使うことで、最強強度の木造軸組構造を実現。

 

間取り

大きな部屋や大空間、あるいは大きな窓、開口を望むなら、ビッグフレーム構法の方が良いでしょう。しかし二世帯住宅や細々した間取り、部屋数が多い間取りの場合はビッグフレーム構法で建てる意味がないでしょう。

 

断熱材

断熱材はマルチバランス構法もビックフレーム構法も基本的に同じです。
壁は100mmグラスウール、天井は110mmグラスウールの2枚重ね。
床はポリスチレンフォーム50mmとなっています。
他社などと比べても、十分すぎる仕様になっています。

 

 

2016.3.8 加筆

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